脳-コンピューター直結インターフェース、臨床試験へ
母が1年前に倒れ、未だに意識も戻っていない。 頭蓋骨を開け、能の中の小さな血管を手術し、頭蓋骨を戻し、能からの水を流すために頭から腹まで皮膚の下を通す細い管を付けて、と沢山の手術をして頂き未だに生きてはいる。医療技術の素晴らしさには感服する。 しかし生きながらえている、生かされているということで、本人は家族のことも判らず、しゃべることも、寝がいりすら打てない。 86歳という高齢である。本来は高齢と言うことで寿命だとして、倒れた時に手術するべきではなかっただろう。”手術も出来ますよ”では、このような場面に初めて直面した家族は”お願いします”になってしまう。 医療技術は素晴らしく発達したが、人間としての医者/医療機関の対応方法を検討すべきであろう。後日、知り合いの看護士から、”それは手術をすべきではなかった”と言われたが、そんな助言は医者からはなかった。 病院も3ヶ月毎に替わらされて、同様な症状で入院している人を沢山見ます。でも入院費/医療費は可也安いです。つまり健康保険・老人保険で支払われています。医療・保険制度に可也の問題があるように思います。 当記事も医療技術を発展させることだと思うが、また心配の種でもある。医者は技術だけでなく、人間の尊厳を考えた医術で対応して欲しい。サイボーグを作るようなことは止めて欲しい。 昔の姥捨て山というのは、問題も沢山あったのでしょうが、素晴らしい仕組みだったのだろうなと思うこの頃です。自分の親を捨てようとは思わないが、手術をするしないの何かの判断基準というか、歳だからしょうがないとの判断できる何かがあると助かる。
by maida01
| 2004-04-16 13:24
| 日本が壊れていく
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