ものは使いよう、ITも使いよう

週間!木村剛のお役所はITソフトパワーを増強せよ!へTB

官庁でITを適切に使っていないと指摘されています。

皆さんITは難しく、専門家に任せれば完璧だと思われているようですが少々違います。少々説明させていただければと思い、TBしています。

商売でITを利用する場合は、ITは業務プロセスの一部になるだけです。つまりIT部分も含めて業務プロセスは全て業務側の人が決めるべきことです。要は何をITにさせるかは業務担当者・責任者が決めるべきです。

大昔は、コンピュータ自身が普及していなかったこともあり、SEがエリートと思われる分野だったり、コンピュータ自身にさせる仕事も複雑でなく、SEが業務分析からプロセス作成まで何でもやりました。

今は皆さんがコンピュータを知っていることもあり、SEも一般化して、コンピュ-タで実行する仕事も複雑になり、業務まで判るSEがいなくなり、何でもSEが決められる時代ではありません。今では業務プロセスを作るのはコンサルの仕事に分類されています。まあ、普通はコンサルを雇ってまで自分の業務を改善しようとはしないですが。

ということで、今では業務プロセスを完成するのはお客さまの仕事になっています。IT化するには業務を詳細に定義する必要があります。多くの問題がお客さまとSE仕事の境界線にあります。IT部分はSEに任せれば良いですが、業務部分はお客様の責任です。

日本では曖昧なままに仕事が進んでいく場合が多く、システム化での最重要部分である、要求の決定が遅れる場合が多々見え受けられます。

IT導入を成功させるには、業務の詳細決定が必要です。その後ITの詳細が決定します。ITが決まれば業務系は良いかと言うと違います。業務処理手順の完成、ITとの業務の擦り合わせ・確認、最終的にはテスト、担当者への教育と、お客様の業務担当者の実施すべきことは沢山あります。

IT専門家はITの専門家です。業務の専門家ではありません。ITは業務の一部分を担っているだけです。IT部分はIT技術者が担当しますが、業務全体の改善などは業務側の人の責任です。”IT技術者に任せれば良いや”では上手くいきません。

システム化(IT導入)の問題点の多くがこの辺にあります。

木村さんに文句を言われないように、自分の商売を如何に運営していくかを考えましょう。そしてITを上手く使って下さい。
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by maida01 | 2004-06-22 22:26 | これからのビジネスとIT
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