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変化は難しい旧態依然の大企業

上田嘉紀さんの大企業はイノベーションの担い手になりえるか?で米倉誠一郎さんの「企業家の条件」という著作の話し。


イノベーションのインフラとして、以下のものがあげられていた。
 (1)大企業-計画合理性の担い手
 (2)ベンチャー企業-数を打つゲームのプレイヤー
 (3)大学・公的研究所-資本主義ルールを離れた長期的な研究開発の支え役



だそうだ。しかし日本の大企業の多くでは安全な道しか行かないサラリーマンばかりで”イノベーション”は非常に難しいと思う。
昔在籍していた大企業では規則を変えようとする社員は非常に少なく、マネージメントも変化させようとする人も見かけなかった。
日本の大企業ではイノベーションは難しいと思う。

日本のベンチャーには詳しくはないが、小さい企業になると社員の才能・スキルに欠けている。

イノベーションを実現するには経営者の方針・指導力の方が問題だと思います。大企業、ベンチャーという会社の形態の問題ではないでしょう。


この本を読んでいないので、ポイントが違うのかも知れませんが。気になった投稿記事だったので思わずTBしてしまいました。ポイントが違っていればご指摘下さい。



今テレビで近鉄の買収の話しで、江田さんが素晴らしいコメントをしている。巨人の渡辺さんは何故ライブドアでは近鉄買収がだめで、オリックスなら良いのかという基準を明確にすべきだとのこと。そうですよね。知っている会社だから良くて、知られていない会社だからダメという日本社会の判断方法を修正していくべきでしょうね。

何とかならないか日本。
by maida01 | 2004-07-04 10:29 | 日本が壊れていく
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