BSE問題のまとめ

”全頭検査の正しい知識”を発見を書いて、いろいろと勉強させてもらった。

いや、まだ勉強中ですが鹿児島で豚コレラの疑い 5頭で陽性2次検査へも出て来たし、何だかいろいろな問題が出てくるので、ここらで一つBSEのまとめと思いアップしています。


一番勉強になった(判りやすかった)のは、国際獣疫事務局 名誉顧問 小澤先生のBSEの現状と問題点でした。( clairvoyant1000さん、ありがとうございました)


小澤先生の資料を中心にポイントをまとめると

1.”プリオン病についての科学的知識は世界的に見ても極めて限られており,専門家でも分からぬ事が多い”

 つまり何故BSEになるのかなど全く判っていない。つまり検査と言っても限界がある

2.”診断検査なしでも,全ての危険部位が牛から除去されていれば,たとえBSE に感染している牛でも,その肉や脂肪などは安全である”

 感染する部分は判明していて、その部分を食用にする食肉処理段階で排除すれば安全 

3.日本で完全だと思われている全頭検査の問題:BSE感染検査できるまでに高濃度の異常プリオンが集積するまでに時間がかかり、発病前の3ヶ月から6ヶ月にならないと検査で検出できない

 全頭検査をすれば良い訳ではなく、検査対象を絞った方が効果的だそうです

 かつ日本の全頭検査は非常に費用がかかり無駄である。そこをまた米国などから馬鹿にされているそうです。

4.対策については、以前投稿した池田正行先生の全頭検査の正しい知識と同じく

 ”1.日本は,欧州と同様,24あるいは30ヶ月以上齢の牛の検査に切り替える.
  2.米国も同様の検査体制にさせる.
  3.米国における特定危険部位除去の厳密なチェック体制
  4.米国における肉骨粉使用の全面禁止 ”

だそうです。

5.BSEに関してはイギリスなどの欧州の対応が進んでいて、上記4の対応をしているそうです。日本ではBSE騒ぎを収めるために政府が全頭検査を導入し国民を”全頭検査だから大丈夫”と騙して(言い過ぎ?)為に、この取り消しが出来ず、未だに継続しているようです。

6.また米国の主張は日本に輸入させるために言で信用しては行けない。米国の検査は安全ではないそうです。



以上は日本獣医学会とか池田先生とか小澤先生なども大体同じような発表をされていて信用できそうです。


もっと明快に説明できるようになった段階で、再度アップしたいと思います。

参考資料
1.BSEの現状と問題点
  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/bse/bse6.pdf
2.BSE騒動の本質
  http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/bsefacts.html
3.日本獣医学会 BSE公開講演会
  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/bse/bse-Wells.html

(追記:2005/4/23)
最近またBSE問題が注目を浴びてきたようだ。
状況も変わってきているようです。また勉強が必要なようです。
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by maida01 | 2004-08-03 23:34 | 日本が壊れていく
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